とにかく話をきいてほしい時、自分を見失っている時、答えが見つけられない時、そんなときは モモを呼んでごらん。モモと話していると まるで絡まった糸がほぐれるように 気持ちが自由になるのです。そして いつのまにか自分の居場所、自分の進むべき道が見えてくるのです。そんなモモだから、”時間どろぼう”の心にも 真正面から向き合います。そんなモモだから、時間の源が 見えるのです、聞こえるのです。 <BR>今 この瞬間も流れている”時間”は、まるで それぞれの ”いのち”の音をはこんでいるよう。 そう思うと 鼓動や 風の音、木々のしゃらしゃら、全てが 深いところで響く音楽なんですね。静かに 耳をすませてみたくなる。。。そんな本です。
時間を倹約し、なおかつ、時間が足りないと感じながら生きる私たち現代人。現代の社会システムの中で暮らし、うっかり忘れがちな、意味のある時間。この本は、心の時間の概念とその大切さを教えてくれました。<P>ドイツでは、男女年齢を問わず、モモは多くの人々に愛読されています。結局のところ、今に生きる私たちに問われた共通のトピックが、著者のわかりやすい言葉の選択によって、クリアに描写されているからだと思います。 読んでいてホットするんですね。<P>物語を楽しくさせてくれる優れたテンポと豊富なマテリアルには、何度読んでも感動させられます。<P>主人公モモが繰り広げる時間どろぼう退治と、カメのカシオペアが運んでくるメッセージ、、、、 不思議な世界へ私をアッというまにさらっていってしまう、、、きっと子供の頃の自分にでしょうか。。。 人生のバイブル的存在となったすばらしい作品の一つ。
忙しくしていなければ、不安になってしまう全ての人に読んでもらいたい<BR>お話です。社会人になって当たり前のように感じてしまっている考えを<P>一度この物語を読んで、自分は何の為に日々忙しいんだろう?と素直にみつめ直すきっかけになると思います。僕は子供の時、この話に出会えなかったけど今の自分のタイミングにぴったりだったので是非大人の人に読んでもらいたいと思います。