初めは子供向けの絵本だと思って読んだのですが、とても奥が深いです。キツネの「大切な事は目に見えない」という言葉など、その一言一言に奥が深く読み返すたびに新しい発見があります。勿論子供が読んでも楽しいとは思いますが、大切な事を忘れかけていた大人たちにこそ読んでほしい一冊です。
とっても有名な作品なので、読んだとこがない人におすすめしたいです。<P>星の王子さまというのは、どこか地球でない遠い星に住んでいた子供で、その子がある時、地球にやってくるのです。<BR>そして地球で飛行機乗りの男に出会います(作者の分身でしょうか)。<P>間単に言えば、二人の心の交流、友情の話なんですけど、そこにはとてもとても感動してしまう王子様の純粋さがあるんです。<P>この物語は子供に向けて書かれていますが、もちろん大人が読んであまりある内容です。<BR>この本の目線は、なんだか忘れていたものを次々と思い出させてくれるような感じです。<P>純粋な王子さまから見た地球は、わたしたちにちょっと後ろめたいような気分にさせます。<P>また、全編のいたるところに素敵な言葉があふれてて、本当に胸にささってきます。<BR>私は個人的には、王子さまが星について話すところが大好きで、何度でも読み返しています。<P>また、最後に王子さまが星へ帰っていくシーンは、簡潔な文章ですが、本当に涙が出てきてしまいます。どうしてこんなにも感動してしまうんだろうと思うほど、言葉が魔法のようで、とても不思議です。<P>ほんとうによい作品ですから、まだ読んでいない人がいましたら、ぜひ読んでください。
この本に書いてあることは、全部真実です。<BR>高校生のときに読んで、それから何度も読み返しています。<BR>長じるにつれ、<BR>ここに書いてあることには、<BR>一切の創作や誇張は無いと確信するようになりました。<P>お薦めどころではない。必ず読むべき本です。<BR>しかも、年月をかけて繰り返し読むべき本です。