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| 種の起原〈上〉
(
ダーウィン
Charles Darwin
八杉 龍一
)
ここに訳出されているのは、初版"the Origin of Species"です。<BR>なぜ、その後の研究の蓄積を含まない初版なのでしょうか?<BR>これについては、「解題」で訳者が、進化学者の古老Ernst Mayrエルンスト・マイアの言葉を引いて述べています:<P>進化生物学がまだ若い科学であった時代にはダーウィン自身のテキストで学ぶ必要があり、それで最終版が主要なものになったが、すでに多数のテキストが出されている現代では、われわれが『起原』にもどってみようとするとき、西方世界に旋風を生じさせたその最初の版を手にとることが必要になる…<P>この本はもちろん博物学(生物学)を根元から作り変えました。<BR>当時人々の大半は生物種が分岐することすら納得してはいなかった。<BR>そのことを頭に入れてこの本は読む必要があるでしょう。<P>叙述は慎重であり、時に迂遠です。<BR>おそらく、少しの予備知識は必要でしょう。<BR>多く入門書はありますが、私には佐倉統「進化論という考え方」が、<P>今日的な視点!から平明な説明をしていて助けになりました。
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