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| まちづくりの実践
(
田村 明
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「まちづくり」は何故平仮名なのか?市民の意志が行動へと育まれることを切に願っている著者の思い入れが伝わる。全国各地のまちづくりを紹介しているので、実績調査を始める前には一読しておくとよいと思う。<BR>「まちづくり」は実行ではなく実践であると強調しているこの本は、読む人を実践のために戸外へと導くだろう。ひとづくりに繋がることは間違いない。
「まちづくり」なんてたいしたことないと思っていた。<BR>でもある日友達が地元長野県の小布施町のまちづくりを、<BR>一番星のように自慢気に話すのを聞くうち、<BR>私も「まちづくり」が羨ましくなった。<P>東京うまれ東京育ちの私であるが、<BR>これといって地元を自慢できるものがない。<BR>ふるさとを、彼女ほど大事にできていないことが悔しくて、<P>なんでもいいからうちが日本一だといえるところを見つけたい。<BR>その時、古本屋で買った本がこの『まちづくりの実践』である。<P>「まちづくり」を小気味いいまでに実践にもちこむパワーは圧巻だ。<BR>教科書がなければなにもできない自分とは違うと<BR>痛感させられるおもいだった。<BR>地域の生業や自然を、あえて観光色に染めかえることなく、<P>地の味を出して!功した事例もおおい。<BR>「観光業」ではなく「生業」を表に出しているからこそ、<BR>自信と味に結びついているように思われた。<P>「まち」を愛情を持って観察する、<BR>「シゴト」を知恵を持って考える、<BR>社会は単なる無機的な共同組織ではないことに<BR>気づくことができる人間が必要なのだと思う。<P>これからは自分たちで自分の「まち」をつくる時代である。
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