読書をすることはどのような意味・効能があるか、ということをつらつらと綴った新書です。今の大学生は本当に本を読まなくなっていますので、大学初年次向きにふさわしい内容です。内容については他の人も語られているので、細かいことは書きませんが、著者の意見には、ほぼ賛成できます。<P> 最後に「三色ボールペンの線引き読法」についてですが、この新書の内容で十分なので、著者の他本を買う必要がないことを付け加えておきます。
時代の寵児、齋藤孝さんの新書。誰しも本を読まないよりも読んだ方が人生が充実するのは分かりますが、丁寧に読書の大切さを伝えています。齋藤さんのベストセラー本よりも、齋藤さんの本に対する愛情が感じられる良書です。<BR>割合本を読む方ですので、確認作業の気持ちで読み進めましたが、「読書を通じたキャパの広げ方」が理解できます。<P>新書は敬遠されがちですが、苦もなく読めますよ。<P>★最後に分野ごとの斎藤氏のお薦めする本が挙げられており、良書を選択する上で大きな参考になります。数冊読みましたが、素晴らしい本ばかりです。<P>大学時代に利用していた古本屋に「テレビは文明の敵だ」と書いてありましたが、より多くの方が良書に出会い成長されることを念じてやみません。本書は本好きになるキッカケになりうる本です。
この本を読んで、思わず読書熱が高くなりました。<BR>やっぱり数をこなさないといけないんですね。<BR>おすすめリストもなかなか良いです。<BR>全部が全部良いとは思わないけど。