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| 朝日キーワード2004
(
朝日新聞社
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解説、問題点・展望、関連用語と見出しが分かれているのは使いやすさの利点であろうが(それで★ひとつ)、単一のキーワードに見開き2ページが費やされているのはどんなものか。このテの実用書としては少しでもキーワードの数が多いほうがよいはず。もうひとつ重要な点は、朝日新聞社出版ということで、朝日新聞の視点がどうしても色濃く出ているところである。購買層は、朝日新聞の名によって選択してしまうのだろうが、国内外も含め、多くのデータから収集、厳選したキーワードおよび解説が必要だ。国際編など、もっと広い視野で見たキーワード書も欲しい。
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