古いクチコミ書籍とは別物。<BR>今のクチコミがわかる。<BR>やらせマーケティングっぽいプロモーション方法は中小企業以外では難しい面もあるが、文体がしゃべり言葉で読みやすいので一つの参考にはなる。
日野さんの強みは現場の体験から理論が抽象されていることで、<BR>逆ではないことです。<P>本書の特長は3つあります。<P>1.使える。<BR> 現場のケースが豊富で、自社でもすぐに応用できる。<BR>「女時(めどき)」、「接触→対話→記憶」、「心のマーケティング」、「一本立てる」、など、<BR>速攻で使えるコンセプトが満載。<P>2.クチコミの効果測定のデータがある。<P> マーケティング界にとって嚆矢(最初)の発見である。<P>3.骨太である。<BR> ビジネスにとって重要なことは経営者の理念であり、理念が<BR> 先にありき、という、日野さんの骨太な基本哲学が底に流れている<P>ビジネスの基礎文献として、若い実務担当者からマネジャー、経営者<BR>まで、広くお勧めします。<P>自家製「マーケティングの基本文献リスト」に加えました。<BR>Palmtree社内で現在、ブームになっています。<P>私は、まだ読んでいない人がうらやましいです。新幹線で品川から<BR>名古屋までの間がほんの5分に感じる面白さでした。
最近、クチコミの本もいくつか出てきたり、クチコミの重要性を訴える人も多くなってきましたが、この本の良いところは日野さんが自らの会社で実践してきたことを元に書いてあるという点だと思います。<BR>日野さんは理論先行ではなく、行動・実践した結果を理論にあてはめてみるというタイプなのではないでしょうか。<BR>緻密な理論を展開するのではなく、実体験に基づく腹に落ちる骨太な説得力があります。<BR>また、非常に読みやすく、短時間ですぐに読めちゃう点もよかったです。<BR>文字の量が少な目というのもありますが、話し言葉っぽい書き方と、全体的にやわらかな(たまに刺激的な箇所もあるが・・・)表現方法のためだと思います。