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| Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章
(
河合 隼雄
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内容「はじめに」より:「人間の心の発達は、ある程度は段階的だが、もっと自由でジグザグに進行するものだ。このことをよく心得ていないと、自分の子供が標準から外れているように思って不安になる人が多い。どうも日本人はこのような「標準病」にかかっているひとが多く、そのために無用な心配をしたり、標準の押しつけで子供の個性を壊したりすることが多いようだ。もっとゆったりと考えることが必要だ。」軽快でやさしい語り口調(それも大阪弁!)で書かれていて、内容と同じく子育てに悩む親の心をなごませて安心させてくれる本です。私は以前より松田道雄先生の「育児の百科」の大ファンですが、松田先生なき時代にも、こんな先生がいたのだなとうれしくなりました。 毎日二人の男の子と悪戦苦闘しています。^_^;<BR>この本に度々励ましてもらったり、考えさせられたりしています。<BR>心理学や河合隼雄先生に興味が無かったママもきっとファンになってしまうのでは・・・?<BR>一般的な「ハウツー本」ではありませんが、自分にとって子どもと生きていくとはどういうことかを考えるきっかけになると思います。
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