私はこの本を小学校の低学年の時に何度も読みました。絵本で、何度も読みたいと思ったのは初めてです。高校生になったいまなぜか、また読みたいと思いました。小さかった時に読んで面白かったので、絶対小さい子また大人でも楽しめると思います。
「どろぼう」という言葉に、まず子供は興味をそそられるようです。<BR>大人からあぶないひと、こわいひとって聴かされている。だけど殆どの子が一度も見た事のない人…<BR>そんな「どろぼう」の世界をちょっとのぞいてみましょうか。<BR>最後にちゃんとオチもついていて、「物語」を楽しめるようになり始めた子供にぴったりの絵本。<P>読んだ後に「ねぇ、どろぼうがっこうって、どこにあるの?」と尋ねる子はいましたが、「どろぼうになりたい!」という子には会ったことはありませんのでご安心を。
「はーい。へーい。ほーい。わかりやんした!…」<BR>その後のせりふが言えちゃう人は、<BR>この絵本にはまったことのある人。<BR>どろぼう学校に通う生徒たちは<BR>みーんな怖い顔のおっさんなのに<BR>どうもおばかさん。<BR>それがこどもは楽しくってしようがない。<BR>何度も読んでもらったのに、最後のどんでん返しのところでは<BR>毎回びっくりしちゃうのです。