月と遊びたい女の子。<BR>お父さんは、ながーいはしごを持って、たかーい月へとのぼっていきます。<BR>でも、月が大きすぎて持って帰ることができません。<BR>さて、おとうさんはどうするのでしょう?<BR>・・・ストーリーはもちろん、目で見ても楽しめる絵本です。<P>ながーいはしごは、ページが横にも縦にも広がり、「長い」ということが子供にわかりやすく、そして面白い表現になっています。<BR>また、「月があんなに大きくなるなんて!」、親も感動しました。<BR>絵と仕掛けが駆使された絵本。さすがエリックカールです。<BR>英語が苦手なわたしでしたが、楽しく読めました。
2歳の子供は夜空を見ては「あっ、半分お月様!半分どこいっちゃったんだろう。」と言っています。どうして月が大きくなったり小さくなったりするのか、子供なりに考えているのかこの本を楽しく読んでいます。大人が思う以上に子供はお月様が不思議な存在でかつとてもきれいなもののようです。それにしても、本当に楽しい本です。大人が何度一緒に読んでも退屈しません。
お月様を取りにお父さんがはしごをもって出かけるのですが、お月様まで届くはしごはなが~くなくてはならないのです。ということは、本から飛び出てしまう。それに、お月様は大きいのです。本からはみでてしまう。だからエリック・カールは本に工夫をしました。本を読んでストーリーを楽しむだけではなく、少し変わった本の作りを楽しむこともできます。もちろん、ストーリーも素敵です。