つい最近、読みました。<BR>ずいぶん前に書かれたお話なんですね。<BR>…にもかかわらず!古くささをほとんど感じませんでした。<BR>現実の世界と竜の魔法による世界が、自然に解け合って、引き込まれます。<BR>ハリーポッター、レイチェルなど魔法が出てくるシリーズが大好きですが、日本にもこんなに良質な魔法ファンタジーがあったなんて、知りませんでした。<P>竜と戦うシーンからはもう、どきどきして一気読みでした。<BR>面白かったです。
読み聞かせのサイトに小学校教諭が「この本は本当に面白くて小学6年くらいの子どもに受ける」と書いていたので、興味をひかれて買ってみました。<P>小4の娘に毎晩読み聞かせたのですが、読み終えた日は「時間が戻ってまた本を読む前に戻れればいいのに。もう一度読みたい。ああ面白かった。すっごく面白かった」と大きく溜息をつき、とても興奮していました。学校で友達にも話したようで、その次の日には友達に貸してあげるんだといって本を持って行きました。<P>親の私の感想ですが、確かに面白かったけど、導入部を初めとして、子どもたちの会話がいかにも大人が書きましたという感じでイキイキした子どもらしさがないなあと思ったのと、何度か出てくる、悟がかおりを女性として意識するシーンが作為的なにおいがするなあとか、挿絵が古臭いなあとか、いろいろ不満がありました。<P>でも、「この世で一番確かなもの」を探すということがなかなか深い意味を持っていて、ただの冒険ファンタジーじゃなくていろいろ考えさせられる物語だと思いました。
僕がこの本を見つけたのは(正確にはハードカバーだったので少し違うが)小学校の図書室でした。<BR>当時3年~5年生だったと思いますが、この本を読み始めたら魔法にかかったように夢中になりました。<BR>あれほど夢中に本を読んだのはこの本が初めてだったと思います。<P>もしこの本の出来事が現実世界で起こったら?なーんてちょっとドキドキした記憶もあります。<BR>ストーリーは知ってしまうと面白みがなくなるので書きませんが、「冒険」を味わえる1冊です。<BR>まあまだ20にもなってない僕がいうのもなんですが、200%小学生のお子さんに薦められる本です。中学生でも感動はあると思います。<P>この本を手にしてから約10年経過した今でも、ハッキリと「おもしろかった!」と記憶に焼きついていま!!絶対おすすめの一冊です。