人はそれぞれ役割を持っていて誰かよりも優れているというものでもない。<BR>私たちは本来は「ひとつ」であるもの。<BR>だけど「ひとつ」は同じではないもの。<BR>アボリジニ部族を通して人間が本来持っていた能力や精神性を<BR>気づかせてくれる本です。
アボリジニー(オーストラリアの原住民)の生活、精神性をアメリカ人(現代人)の視点でリアルに抉り出している。この世界では古典的名著と言えるのではないか。<P>有名ではありませんが、現代人の我々に忘れがちな生き方を教えてくる素晴らしい本です。自然の声を聞き、自然と共生し、「土地は神様からの預かりもの」だから、土地所有の概念がなく、病気を祈りで治すアボリジニーの姿に感銘します。<P>「地球は生物が住むのには汚れすぎている」ために、彼らは地球に転生しないそうです・・・。小説ではなく、ノンフィクションというところがシビレマス。
なるほどねぇ…と思うような書物です。<BR>薄い書物なので、一日ですぐに読めてしまいます。<BR>私がこんな状況になったら?と考えながら読むと、結構、はまります。<BR>小さなことに拘ってクヨクヨしているような方には、お薦めの一冊です。