この話で分かるのは、紅蓮がどんなに昌浩を大事にしているか。<P>暴走している紅蓮を、昌浩が止めるシーンは感動です。窮奇によって閉じこめられていた龍神を、解放するという<BR>すごい力をみせた昌浩にも驚きです。さすが、晴明の孫!(禁句)<P>新たに出てくる、異邦の鳥妖に十二神将。<BR>今回の昌浩少年は忙しい。
第1作目に引き続き…やって来たぞ第2弾!!<BR>お馴染みの昌浩と物の怪のもっくんの漫才コンビ。2人が贈る笑いと涙の第二弾!今回は!?<P>第1弾「異邦の陰を探し出せ」で登場した「窮奇」を追って今日も昌浩は都を駆けめぐる。<BR>そんな時、藤原道長の娘彰子の身に危険が!?<BR>昌浩は恐れる闇を叩き斬り彰子を救うことができるのか!?<P>そしてその先に待っていた意外な展開とは!?<BR>紅蓮と青龍の関係にも注目!!
シリーズ二作目。良かった良かった、別シリーズ(小野篁で書いてられる。)は気にならんでもないが、ひとまず目出度い。この作者どのは前のシリーズの二作目で手に取ったが、デビュー作である一作目から気になっていた。登場人物の年齢が合わないという作者どのに編集どのが答えたという“歴史ファンタジー”だから問題なし、という言葉にカウンター・パンチを喰らったのだ。歴史小説は正直そのくらいの心持ちのほうが楽しい(笑)。<P> だが頑張っていると思う、このくらい見逃して下さいーっ、と晴明神社に手を合わせていたとかまで書いてられたが、頑張っている。ワタシもそうそう知らんので、どうこういえる身ではないかもしれないが乱発した陰陽師関係書よりかずっと大丈夫。そちらの素養はないので!!、術のうんねんはどの本見てもさっぱりなのがもともとだしな。<P> 藤原の姫様・彰子ちゃんとも悪くない雰囲気だし、少しは能力も進展しているような気はするが……敵が強いわあまりにも(汗)。車之輔(仮)くんはワタシも好きです、相変わらず物の怪らが無駄なほど可愛いです、腹出して寝るか普通。それなりに緊迫している晴明と十二神将ら(式神とか呼ばれてたりするのと近いか、術に絡むお使い。)の仲とか、そんなん昌浩にはあんまり関係ないんだね。もっくんつらそー、くらいでしかないだろう、直接聞いたら怒って掛け合うくらいするかもしれん♪。