昌浩の決断がすごかったです。自分と同じくらいの年なはずなんですが......。昌浩の強さに感動しました。
前回の話の続きの今回の新刊はまず泣けずにはいられません!<BR>傷ついた昌浩に更に追い討ちをかけるような過酷な選択。<BR>蘇るのは過去の記憶だけ、その記憶が幻影となって見えてしまう。<BR>紅蓮に死んでほしくない、という気持ちが十分に出ています<BR>そして本当に昌浩の優しさが伝わってきます。<P>六合と風音の件も見逃せない!<P>なんとあの六合がっ・・・という感じです<P>長いですが、でも絶対見る価値はあります。<BR>そして続きが待ち遠しいです。
黄泉の封印をとくための鍵として、屍鬼にとりこまれてしまった紅蓮。<BR>もはや封印を守るために紅蓮を殺すか、封印をとかれるのを黙ってみているかしかないという選択を迫られる昌浩。<BR>誰にも負けない、何も犠牲にしない陰陽師になると誓った、けれど。<P>過酷な状況の中に、ぽつりぽつりと織り込まれる、過去の優しい記憶。<P>その描写が、昌浩の心を十分すぎるほどに伝えてくれます。いつもながら見事な語り口です。<BR>風音編はこの巻で終了ですが、続きを気にせずにはいられません。