主人公がモロ長谷川裕一キャラなのでガンダム風マップスになってます。<BR>熱血キャラゆえ、物語としてもネチネチしたところがないというか、爽快感があるというか。<BR>そういう意味では、スーパーロボット系っぽいです。出てくる敵メカもどことなく、それっぽいし。<BR>おかげで、敵も味方もとても分かりやすい。<BR>長谷川裕一の絵は独特のクセがあって、決して上手い絵ではないんだけど、迫力と勢いがあるので、かっこいいですな。<P>あと、単純に燃えるお話。<BR>燃える台詞がばんばん出てくるので、これは本当にガンダムか?と疑ってしまいます。<BR>「お前の取るべき道は二つある。一つは何も聞かずに地球に帰り……全てを忘れ、貝のように口をつぐむこと。<BR> そして、もう一つは……我らと共に……真実に!立ち向かうことだ」<BR>ステキ。<BR>あ、巻末の兵器設定も面白いです。この辺は、長谷川裕一の面目躍如かと。
今までのガンダムとは違う世界観で、新鮮でありながらシーブックやセシリーなどのF91で見知った顔のキャラ達が出ているので、安心もできてとても面白かったです。ガンダムらしくないのにこのガンダムは本当に面白いです。<BR>ただ、作画に少し古さを感じますが、キャラも個性の個性はしっかりと感じられる非常に楽しい漫画です。
宇宙海賊ということだけでカッコイイんですが、この話はF91の後の話になっていて、シーブック、セシリーから敵だったザビーネまで登場するのでかなり惹かれます。そして注目すべきはクロスボーンガンダムはF91の後継機であること、隠し武器がかなり多いことです。巻末に登場モビルスーツ、モビルアーマーの紹介・説明もついているので読んでみるとこれも興味を引かれる。<BR>ガンダムシリーズ最高傑作であると言い切れる作品です。