待待望の第五巻。アムロの脱走まで描かれています。特記すべきは、シャアのサイドストーリーを入れるなどアニメになかったストーリーを挟んで補完しているところでしょう。また、セイラをガンダムに乗らせないなど、安彦流解釈が随所にみられます。今後どのように新解釈されていくのか楽しみです。
やっぱりこの巻はランバラルの生き様を見よ！の一言につきると思います。<BR>一気に読破すること間違いなし！です。
ガルマの死の後、ランバ・ラル本格攻撃の前に当たりますので、<BR>比較的、静かな回にあたるのですが、惹き付けられます。<BR>まずキャラクターの存在感が非常に大きいです。<P>また、アニメで違和感を感じた、セイラの出撃がなくなり、<BR>アムロの行動一本に焦点を当てた為、話がスムーズになりました。<P>ホワイトベースでは、ブライトとアムロの人間関係が色濃くなり、<BR>アムロのニュータイプとしての成長だけではなく、彼と周囲の者の、<BR>人としての成長もしっかりと描かれていくのだな、と感じましたし、<BR>ジオン側においても、主要人物の権謀術数が浮き立っています。<P>しっかりと改正されているストーリーに万歳、なのですけれども、<P>少しずつ変化した話が、今後、どう纏まるのかは少し気になります!<BR>例えば、５巻では上述の通り、セイラ出撃がなくなりましたので、<BR>その後、彼女がガンダムや支援機に乗るくだりへの繋げ方など、<BR>どのような展開になるのか、期待も含め、興味を持っています。
