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| 宙(ソラ)の名前
(
林 完次
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毎夜仕事帰りに見上げる月や星のことがもっと知りたくて、この本を買いました。本気で星座を探しまくろうとしている人には物足りないかもしれません。見てるだけで和むような綺麗な写真と月や星に秘められた物語が、ほっとさせてくれます。<P> お気に入りは、優しくて雅な語感の星たちの和名が色々載っているところです。昔空を見上げて思いに耽った、日本人の心に近づける気がします。 都会の光や日々の忙しさにうもれて、見ることの少なくなってしまった星空。時々ふと見上げたときに不思議と懐かしさを感じるのは、幼い頃にはよく見上げた、星空の思い出のせいだろうか。<BR>この本は、いつの間にか忘れていた何かを思い出させてくれる。忙しくて休む暇もない人にこそ、是非見て欲しい一冊である。<P>ときには身体を休めて、夜空に浸ってみるのはいかがだろう? 別の出版社で刊行されたものの、角川書店版。<BR>表紙の写真やタイトル(カタカナだった)は違っているものの、内容は同じ(だと思う)。<BR>黎明薄暮、夜空を中心とした、綺麗な写真で見る事典。<BR>本物の夜空を見に、出かけたくなるような気も起きてしまう・・・。
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