どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行―くりくり編 みんなこんな本を読んできた どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行―くりくり編
 
 
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どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行―くりくり編 ( 西原 理恵子 鴨志田 穣 ゲッツ板谷 )

やはり西原には旅が似合っている。女性としての見栄とプライドなど仕事のなかにはみじんもない。 ここまで自分を客観的に見られる人に成長したのだなと思った。初期の作品に出てくる自己憐憫のトーンが全く見当たらない。’できるかな?’や 鳥頭紀行の始めの本と比べると面白いと思う。筆者自身は、現在背中に怪我をしていて、この本を読んで笑うと背中の筋肉を使うので痛いのだが、あまりに面白いので痛み止めを飲みつつ読んだ。

鳥頭紀行としては第3弾のこの本。<BR>西原が丸坊主で修行をしたり、ヨーロッパで結婚式を上げたりと、<BR>おもしろいことはおもしろいのだが、どちらかというと、<BR>私のような濃い西原ファンでないと楽しめないかもしれなない。<P>ゲッツ板谷の文もあるが、あれはなかった方が良かったかも。<P>西原初心者の方には鳥頭紀行ジャングル編、ぜんぶ、を読んでから<P>こっちに来た方がより楽しめるはず

鳥頭紀行は全シリーズ読んでますが、やはりパワーダウンは否めません。しかし理恵ぞうさんのディープなファンとしては十分楽しめました。ゲッツ板谷や鴨ちゃんの文章は割と好きです。この人たちのファンなら怪人紀行シリーズなども楽しめるかも。私自身タイで3年ほど暮らした経験がありますので、彼らの観察眼はすごく的を得ていて楽しめます。

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