三色ボールペンで読む日本語
(
齋藤 孝
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賛否両論あるとは思いますが、私はこの本を読んで成績が上がったし、以前よりも本を楽しめるようになりました^^
本好きなら特に一度は試してみる価値ありの『三色ボールペン方式』。私はもともとシャーペン線引き&角折り読み派でしたが、慣れるとこっちの方が楽です。ボールペンがおまけに付いているのが逆にレトロで嬉しい。この方式の唯一の難点は、女性だとなかなかあの太い三色ボールペンを常に携帯できないこと(バッグが小さかったり)。ついでに女性用ミニ三色ボールペンなんかも開発してくれると嬉しかったり。<P>本をなかなか読む機会の無かった人は、この方式を取り入れることによって「なんだか読んだ気になれる」のでちょっと勉強した気分になれます。最終的には著者の言う『要約力』を身につけることを目標にしたいですが、最初はプチインテリを味わうのも一興です。<P>本自体はすごく面白くてシンプルでいいですが、この人はどの本でもだいたい書いてある内容が同じなのであえて★は4つです。
本にボールペンを引くなんて、いままでの自分ではそんな発想はなかった。でもこの本のとおりにボールペンで線を引くと、その本は自分専用の本になってしまう。線を引くことによって、生まれる別の本。その中には、自分の思想から感性までが現れてくる。そして線を引くことが楽しくなってしまう。一度読んだ本でも線を引きながら読むと、別の感じ方がうまれてくるだろう。
三色ボールペンで読む日本語
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 | 本を読みながら、重要だと思うところに線を引く。学生時代は誰でもやっていることだ。ところが本書によれば、この単純きわまりない方法が日本語力を格段にレベルアップさせ、コミュニケーション能力を鍛える優れた技術になり得るという。 <p> 著者は身体論、コミュニケーション論のエキスパート。前著『声に出して読みたい日本語』では名文の暗唱・朗読を心と身体を鍛える「技」として見直すことを提唱しているが、本書では脳を鍛える読書の「技」を披露する。 <p> 3色ボールペン読書法のポイントは、3色の線の使い分けにある。赤は「客観的に最も重要」、青は「客観的にまあ重要」、緑は「主観的に面白い」と思ったところに引く。これによって主観と客観を切り替える訓練ができる。客観的な要約力は、コミュニケーションの基礎となる重要な能力だ。 <p> 3色ボールペンは思考の「3段変速のギア」、線を引く作業は勇気を要する「賭け」。色を切り替える、線を引くという身体の動きの相乗効果によって、読書はスリルと興奮に満ちたアクティブな体験になっていく…。ここまでくるとこの読書法が、新たな知の世界を開く鍵のように思えてくる。 <p> 技術は体得しなくてはダメ、というわけで、さまざまなタイプの文章を3色ボールペンで読むトレーニング編つき。ラブレーや坂口安吾、ニーチェまで読めてしまうのだから、あなどれない。とどめは巻末の体験談である。この方法のおかげでドストエフスキーを読破できたという大学生はまだしも、「『マクベス』が好きです」「『ファウスト』が気に入りました」という小学生の感想にはびっくり仰天。これは学生だけでなく、大人もやってみる価値がありそうだ。(栗原紀子) |
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