カスタマーさんとほとんど同意見ですが、とてもいい本だと思います。絵や写真がきれいで文章も読みやすく、おまけに付属のCD-ROMでは各身体所見の取り方の映像や心音・呼吸音がついてます。看護士さん向けという事ですが、普通の医学生にちょうどいい位の情報量だと思います。(ちなみに図書館でBates'もみたんだけど、私はこっちの方がわかりやすいと思いました。英語で情報とるのは大変だからね。)<BR>各身体所見の背景にある病態の説明を詳しく記載しているわけではないので、この本はあくまで身体所見の取り方を学ぶための本と考えた方がよいと思います。その分 ポイントがしぼられていて、わかりやすい本にしあがっています。
看護向けの本とされていますが内容は医学生でも十分すぎるほど。一般にフィジカルの本としては Bates' などが有名ですが,この本は橋渡しとしてもよいと思います。本自体もB5変の200ページ弱でBates' などに比べて軽いこともあって,持ち歩きやすく重宝します。カラー写真や診察部位のCGの解剖図が随所にあることで理解を助け,全身について隈無く身体所見の取り方について触れられております。さらに,付属のCD-ROMがさらに理解を助けます。例えば,触診の仕方,関節の可動についてなどの100近い動画や代表的な心音,呼吸音までが入っています。ここまで書かれているにも関わらず値段が一般の医学書に比べて大変安くお手頃です。