|
| クトゥルー神話事典
(
東 雅夫
)
世の中には奇異な作家が存在する。自分の作り出した構想を惜しげももなく他人に開放した。作家は死んだ。でも彼の見た夢は今でも受け継がれている。そう悪夢が。<P> そのあらましは人類以前、神といわれる存在たちがいた。彼らの大半は邪神と言われる者で、今でも復活の時を待っている。それが大まかな神話のあらましですが、そこには様様な小説の形があります。<P> 日本では菊地秀行や、朝松健、士郎正宗、荒俣宏、村上龍など。これだけでも随分と多岐に渡るのを理解していただけると思います。海外ではそれこそ書ききれないくらいたくさんです。<P> ラブクラフトの始めた神話は今でも大きな流れとなってあります。ただ、大きくなりすぎてよく分からなくなっているのが実情です。そんな時に目を通して欲しいのがこの本です。
|