ちいさいモモちゃん みんなこんな本を読んできた ちいさいモモちゃん
 
 
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ちいさいモモちゃん ( 松谷 みよ子 菊池 貞雄 )

自分が子供の頃、一番大好きだった本で、保育園で借りるときも大変人気があり競争率の高い本でした。そんな私も母となり、娘に絶対読んであげようと購入しました。とはいえ、娘はまだ〇歳。とりあえず自分で読んでみるとお話や挿絵の写真をびっくりするほど覚えていて、一人ではしゃいでしまいました。そして今度は母として、モモちゃんと自分の娘を重ねて「そのうち、こんなこともするのかな?」とほほえましくなりました。この本は、絵本ではないけれど大人になっても、お話のシーンが想像でき子供心を思い出させてくれる、貴重な一冊だと思います。特にお父さんお母さんになられた方には、一度は読んで欲しい本です。

子供の頃、母親に買ってもらった思い出の本。<BR>娘たちにも読ませたくて探していたのですが<BR>どこの本屋さんに行ってもみつからず。<BR>見つかっても、文庫本だったりしたので半ば諦めていました。<P>やっと再び手にする事ができ、<BR>2?年前に、タイムスリップしました。<P>本って、いいですね。<P>オレンジ味のガム、買いに行きたくなりました(謎)

ももちゃんのお母さんは働いています。<BR>だからモモちゃんは、昼間は、パンツを5枚とハンカチとちり紙とタオルをカバンに入れて「あかちゃんのうち」に行きます。プーも一緒です。ママが残業で遅くなって、モモちゃんが怒ってしまったり、大好きなお友達のコウちゃんと机のモノレールに乗って動物園に行ったりしながら大きくなります。<P>子供の頃、私が大好きだったこの本を、今は5歳の娘が夢中になって読んでいます。<BR>母親になった私は、たくましく育っていくモモちゃんの姿に、ホロリとされながら、頑張っているママの姿に元気をもらっています。

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ちいさいモモちゃん&nbsp;&nbsp;&nbsp;1964年に第1巻が発売されてから第6巻で完結するまで、ほぼ30年を要した「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズ。その第1巻となる本書ではモモちゃんが生まれた日から3歳までが描かれる。働きながら懸命に子どもを育てるママの姿には、著者自身の姿が反映されている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;初めてしゃべった日のこと、およめさんのまねをしたこと、みずぼうそうになって注射をうったこと…。日々のエピソードが丹念に積み重ねられ、ひとりの女の子が読者の前にだんだんと浮かび上がってくる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;その何気ないエピソードに独特の味付けがしてあるのが楽しい。モモちゃんが生まれた日「ほんのおいわいのしるし」にカレーを食べてもらおうと、じゃがいもやにんじんが駆けつける場面。ママがミシンで「たったかたあ」と30枚ものパンツを縫う場面。帰りが遅いママのことを怒ったモモちゃんが口をきかずに夜道を歩く場面。身につまされたり、涙ぐんだり、笑ったり…読み手それぞれが一番心をゆさぶられるお気に入りの場面がきっとあるはず。モモちゃんの大事な相棒、黒ネコのプーもこのお話になくてはならない存在。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書に続く第2巻ではアカネちゃんという妹が生まれ、モモちゃんもお姉さんに。さらに巻がすすむにつれ離婚や死を扱う機会も出てくるが、著者はごまかしたり逃げたりせずに、効果的に比喩を用いながらきちんと語っていく。子どもへの真摯(しんし)な姿勢が感じられる名作。成長にあわせて、読んであげたい。(門倉紫麻)
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