小学生の時に担任の先生が読んでくれました。私のところに届いてから子供に読んで聞かせました。自分より大切な物があるって事、子供もいつか分かると思います。
今更、評価するまでもない、長年にわたって愛され続けている名作絵本。だが、それでも感想を書きたくなるのは、この作品が私の人生観に影響を与えたものであるからに他ならない。<P>最初に読んだのは、小学校低学年の頃だった。100万回生き返ったねこが、愛するものの死を悲しみ、そして二度と生き返らなくなる話。この話の意味するところは汲み取れなかったものの、それでも子供心にこの不思議で悲しい物語に深い感銘を覚えた。<P>そして今になって読み返すと、この絵本は、たった一度きりの生涯を充実させることが何より大切であるという事を、心に深く刻み込んでくれる。<P>この絵本は、100万部売れているらしいが、正直言って1000万部売れてもおかしくない作品のように思える。
初めて、この本に出会ったのはNHKの絵本の音読でした。偶然聞いたのですが、その場から動けなくなり、涙が出てきました。すぐ、本を買いにいき、読むたびに涙が出てきます。<P>100万回も生きたねこ。でも白ねこと出会って、本当に人(猫)を愛することを知って、2度と生き返らなかった、、、、。それほど、人を愛するって、すばらしい事なんだ!と思います。わたし自身、結婚して、子供もいますが、子供達にも読み聞かせしてあげたい1冊です。