「創造」とか「発想」とか「知的生産」とか様々に呼ばれてきたものを、ただ「編集」と言い換えただけの本じゃないかという言い方もできるだろうが、松岡氏は一生を「編集工学」構築にささげる人だけあって、その徹底した分析はさすがだ。<P>著者も認めているように、この本を読めば「編集」ができるようになるという類の本ではないが、少なくとも編集とは何かということが多少はわかったような気にはなれるだろう。
著者は早くから情報という概念に注目してきた日本屈指の碩学の一人である。日々のニュースや学校の勉強のやりかたやスポーツの戦術などを、著者独自の「編集」という概念を用いて、活用する術を解説する。<P> この本は編集が絶妙であり、どこを開いて読み始めてもいいようになっている。各トピックごとに編集稽古なるエクササイズがあり、自分の編集力がいかほどのものなのかを知ることができる。<BR> また情報論という観点から見ても「遊び」を基礎において、そこに人間のコミュニケーションの原点を発見するなど、面白い。
この本は、内容とタイトルが一致していない。<BR>よみにくいと思いつつ、最後までよむと、<BR>著者は、この本の構成を、実はしていないと書いてある。<BR>自分の本の編集もせずに、編集術の本とは、、、絶句。<BR>まとまっていない。論理的に書いていない。