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| クレオパトラの葬送―薬師寺涼子の怪奇事件簿
(
田中 芳樹
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一寸出来すぎじゃないかというオチでしたけど、<BR>敵を欺くには味方から・・ですか。<BR>この巻はお涼の部下二人の個性が楽しかったです。<BR>マリちゃん(男)の再登場を望みます。<BR>豪華客船の描写も具体的で、乗ってみたくなりました。<BR>お涼ってば泉田クンのプレゼントなら安物でも嬉しいんですね。<BR>そういう所が可愛いです。(超お金持ちという設定抜きでも) なんと言っても、挿絵が魅力的。<BR>ほとんど、この挿絵の魅力で読ませていると思う。<BR>「ドラよけお涼」の美しさと、そのそばでとにかく忍の一字の彼女の下僕もとい部下の、なかなかハンサムな容姿で、本当はとんでもない残酷な事件がなんだかうまく丸め込まれて、大団円なのである。<P>でも、本来の田中芳樹ファンには物足りないでしょうね。で、☆一つ減りました。 はじめて田中芳樹さんの作品を読ませていただいたのですが、読んだ後は非常にすっきりします。<BR>こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかった…。<BR>残りのシリーズも一気に買い込みました。<P>テンポよく書かれているので、あっという間に読めると思います。
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