装丁の美しさ、穏やかな時の中にもしっかりと季節を描写し、温かみのあるストーリー、繊細な絵のタッチ、どれもこれもが心底満足出来る完成され尽くした絵本。生涯を通して大事にしてゆきたいと思える本にはなかなか出会えないものですが、この本は別格。見る人の老若男女問わず永きに渡り愛してゆける一冊ではないでしょうか。
私は20代後半ですが、小学生低学年の頃、親戚の伯母さんにこの絵本をいただきました。<BR>あの頃はそれぞれが別冊で小さめなサイズの絵本でしたが、<BR>絵の美しさと内容のほのぼのさ加減がとても好きでした。<BR>本の整理などでどこかへいってしまったらしく、ずっと読みたくて気になっていましたが、見つけることができませんでした。<P>やっと、最近愛蔵版が出版されて、私はとても嬉しいです。<BR>小さい頃からずっと忘れずに思い続けてた本は、これ以外になかったと思います。<BR>すごく心に残る一冊だと思ってオススメしたいです。
もうすぐ5歳になる娘のために購入した本でした。<BR>しかし、気がつくと妻の本棚に、、、妻曰く「もったいなくて娘には触らせられない。読む時は私の目がある所でね。もう少し大切に扱うことが出来るまで手の届かない棚に並べて置く事にします。」<BR>とても綺麗な本です。大人も子供も絵の細やかさに目を奪われる事でしょう。<P>殺伐とした世の中にいて、ホッツと一息ついて、優しい気持ちになれますよ。