「母親だから、子どもを愛しているにきまっている」という世間の常識(?)を覆す。<BR>自分の愛情の器が満たされていないと、子どもも他人も、愛することができない、そうだ。<BR>いろんな育児本に、子どもにイライラした時の対策がかいてあって、<P>「子どもを預けて、数時間でも自分の時間を作る」とか「自分の趣味を持つ」とか、いろいろかいてあるけど、すべて付け焼刃的な方法で、<BR>それでは、「子どもを愛せない」っていう根本的なものは、解決できない、と思っていた。<BR>自分が親にされたようには育てたくない、子どもを傷つけたくない、でもどうしたらいいかがわからない。<P>わからなくて当然。だって、良いモデルがいままでなかったんだから。<BR>だから、自分を愛で満たすように、努力しよう。<BR>自分を愛してくれる人を探して、自分が愛で満たされれば、<BR>その愛を、子どもにも注げる。
「心構えを変えたくらいでは現実は変わりません。<BR> ますます事態は悪くなってしまいます。」とまえがき<BR>に書かれているこの本は、<BR>読むのがとてもつらい内容でした。<P> 「こうすれば、子どもに怒らないですみます。」<BR>といった事が書いてあるのではなく、<BR> 親が自分を変えなくてはいけないと書いてある本です。<P> 三日後に元気になることをする。<P> 強く意識して、強引に楽しいことを考えて思考の体質を<BR>改善する。<BR> この二つからとりかかっていこうと思います。<P> 「とても、厳しい」と本を読み終わって思いました。<BR> でもここに書いてある喜びは、とても魅力的で<BR>自分もぜひ体験したいとも思いました。<BR> そして、本物の喜びをもてるようになると<BR>愛する力がつくと書かれています。<P> 読後すぐに結果がでる本ではないので<BR>今は星を4つにしました。<BR> 結果がでたときまた書きなおします。
私は両親から愛されていなかったのでは?と思い、この本を手に取りました。<BR>母親としては「姉妹同じように愛情を注いだ」というのですが、私にはどうも、愛情が足りないように感じていました。<P>この本には心の感度(感受性)という言葉が出てきますが、心の感度が高い人は、そうでない人よりたくさんの(しかも質の高い)愛情が必要だそうです。<P>心の感度が高い子は一般に「育てにくい」と感じるようで、私もその一人だったのか。と感じさせられました。<P>どうも自分の子どもが育てにくいという人は、もしかして子どもの心の感度が高いのかもしれません。この本には、どのようにしたら、心の感度が高い子が必要な愛情を受け取れるのか。親はどのような姿勢で臨めばいいのか、などが説明されています。