この本の最後に“つまらない二人の恋の話です。許してください”<BR>と書いてありましたが、確かにその通りです。<BR> 何故この本を出したのかが分かりません。唯の不倫物語です。<BR>前妻の立場はどうなるのでしょうか?<BR> 家庭は大事にしていたと書いてあるが、前妻はきっと苦しんでいたのではないだろうか?そしてそのまま亡くなったのだとしたら・・・<P> それにしてもこの本を娘さんがOKを出したのがすごく不思議です。<BR>田原総一郎氏はテレビでは雄弁だけど、やはり作家にならなくて良かったと思いますし、唯の情けないおじさんと言うのがよく分かりました。
TVからの”いつも知的で切れる人”という総一朗さんの印象が変わった本。<BR> 節子さんとの出会いから、今日までの揺れる心のうちをそのまま書き記してられます。<BR>世間一般では決して認められにくい「結婚している同士の恋愛」をこの本を読んで<BR>あらためて「不倫」というひとことでは片づけたくないと思いました。<P> その人の存在そのものをいとおしく思ってられるお2人のことを、<BR>とても私は好きになりました。恋愛に悩んでいる人、大切な人との関係を<BR>さらに深めたい人にはぜひ読んでほしいなと思います。