肌の再生周期や、人間の体・地球と月の関係から導き出された<BR>肌のお手入れに有効なケアの方法が、理論的に経験に基づいて<BR>記されていて説得力があります。<P>新月から満月へ、満月から新月へ、潮の満ち引きと同じように、<BR>肌にも栄養を吸収するのに適した日と、老廃物を効果的に取り<BR>除くのに適した日があることや、ひと月の日数と肌の周期では<P>微妙な誤差があるので、新月の日は何もつけずに肌を休息させる、<BR>など。また、値段やブランドにこだわらず本当に良い物を、<BR>時には千里さんのおばあさまが愛用されていたものをヒントに、<BR>時代を超えた美肌のためのアイテムが沢山紹介されています。<P>いち愛読者としては、美肌の持ち主の千里さんの写真がちりばめ<P>られていたらもっと嬉しいのですが(表紙だけというのはちょっと<BR>寂しい・・・)、読み応えがあり、すぐに実践できる・したくなる<BR>情報が満載の素敵な1冊、おすすめです!
山咲千里さんの本は全て持っています。<BR>彼女のハンパじゃない「美意識」に定期的に触れることが良い刺激となります。<P>千里さんの美しさにかける情熱・努力は常人にはなかなかマネできないもののように思えますが、実は彼女は高級化粧品フリークでもなければエステ三昧でもない、お金にあかせてといった美容法でもないので、その気になれば誰でもお手本にできることが多々あると思います。<P>「美肌」とは千里さんの場合もちろん「トータルでの肌」・・・ボディ、髪、頭皮のケア、歯などまでは当たり前ですがなんと眼、角質のケアまで考えているところがスゴイ。(どういうケアかはお楽しみ)<BR>有名ブランド化粧品一式などより、お水や野菜、清潔なシーツやパジャマ等の方によりお金をかけているように惡?像される彼女の姿勢が好きです。<P>千里さんお気に入りの化粧品もいくつか紹介されていますが、もちろん有名ブランドもあるものの、完全無添加の自然化粧品(お値段も妥当)で私も気に入って使っているメーカーのものもいくつも出てきてうれしくなりました。<P>さらに化粧品には必要最低限しか頼らない姿勢や千里さんのお祖母様が実践されていた卵を使った古くからある美容法まで紹介されています。<BR>また肌荒れ時の対策の一例としてドライクリーニングを少し控えてみる、つまり化学物質を極力排除するなどの提案まで幅広いです。<P>月の満ち欠けと女性の身体のサイクルを関連付けた「体調管理」もこれって確かに関係あるなと目からウロコでした。<P>美味しい野菜や質の良い水など身体の中から、そして気のもち方、睡眠など精神から、そういうものの大切さを美容法の上位に位置づけている彼女の生活は本当に高い美意識の元、お金をかけた美容法より数段常人にはマネできない難しいものなのかもしれません。<P>けれど、彼女のそういう美意識の影響を受けること・・・それもまた美への一歩なのだなと彼女の本を読むと思います。
いつも鞄に入れて、ちょっと時間ができたときにちょこちょこと読んでいます。<BR>山咲千里さんの本は全て読みましたが、この本は今までのものより具体的だな、と感じました。愛用化粧品についてはブランド名から問い合わせ先まで書かれている親切さ。<BR>でも『美肌』はただ、いいコスメさえしっかり使っていれば手に入れられるものではないのですよね。<P>彼女の本は日常生活に終われていると忘れがちなことを、思い出させてくれます。<BR>「オンナ」として自分を磨くことを忘れないために、いつも鞄に入れて、気が向いたときに読んでいます。