10年間で乗り継いだのが348tb、512TR、355スパイダー。さて維持費も含めたその収把決算はこの本の最終章「10年間のフェラーリ生活劊支決算」に象徴されるごとく、最初から最後までエンーでありながら生活者としての視点を貫く筆者。その把覚にはフツーのクルマ好きなら120%共感できるは㊊??。氏の一連のフェラーリ関連著作の総決算。永久保存犊です。
フェラーリに関するあまたなる著書の中で、フェラーリのある人生をもっともリアルに、かつコミカルに描いた究極の本です。僕の人生の中で大きな影響を受けた数少ない本の一つです。前作からさらにパワーアップして帰ってきてくれたことも嬉しい限りです。<BR>まあこの本の凄さは読んでみないとわかりません。<P> アウグストゥスは混乱した共和制からローマを帝国化した。<BR>ヤン・フスは堕落した教会を批判して真理を貫いた。<BR>エンゲルスはドイツ史の中にミュンツアーを復権させた。<BR>リーマンはユークリッドの公理を否定した新しい数学をつくった。<BR>そして2003年、MJ清水草一がフェラーリを人生にもちこんだ。<P>っていうぐらいの歴史的意義であると僕の人生の中では同列に思われます。
何の役にも立たない。だが、自然と笑みがこぼれてくる。「しないで後悔するより…」こんな言葉を聞くたびに、行動に移せなかった多くの過去を思い出さないだろうか。“フェラーリを買う”世に車好き多けれど、これほど実行に移されない思いはない。故に妬み、僻みの対象にさえされてしまう、この美しい車を手に入れたらどうなるのか。<P> ただただ“欲しい”という思いを実現した筆者が伝えるフェラーリの実世界。厚いベールに包まれ、手に入れたものにしか体験できなかった“衝撃的”なフェラーリの真実がここにある。「買わずに後悔している」人も「買うなんて無理だ」と考えている人も、そして「なぜ男がフェラーリなんて欲しいのか分からない」という女性にとっても、これまでの解説本では決して“衊??えなかった真実”が笑いながら見えてくる本だ。