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| ユングと心理療法
(
河合 隼雄
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この本は、日本にユング派心理療法を確立させた河合隼雄先生が執筆なさっています。<BR> 内容がとても豊富でかつ詳細にユング派心理療法を紹介しているのが特徴です。<BR> また、多くの事例を通して解釈をされているので、読んでいて具体的に内容を感じとることが出来ました。<P> もともとこの本は、専門家のために学術誌などに発表なさった論文をまとめた、「心理療法論考」(新曜社)として一度出版されました。<BR> それを主にして、今回、新たに文庫本の上巻・下巻に分けて再版されたものです。<BR> なので、多くの事例や内容がとても充実しているのにもうなずけます。<BR> 上巻は、夢分析や箱庭療法などについて詳しく書かれています。
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