正直同性に対して恋愛感情を持ったことがないので解からないが、異性の親友同士の感情と言えば近いか?性愛に至る前に自分の理性でブレーキをかける点で。<BR>恋愛感情と云うから話しが可笑しな方向へ行ってしまうが、相手に対するどうしようもない独占欲、何よりも愛しい存在としての誰か、といったモノを描くことが目的ならば、本書は星4つ。<P>歴史読本としては星1つ。
今まで多数の本やゲームを通してなじんできた世界ですが,史実性を感じながらも独創性を感じました。ただ,私の持っていた人物感からは逸脱していました。人物に対する思い入れが強い方には抵抗感を感じさせるものかもしれません。
三国時代・呉。鮮やかに時代を駆け抜けた江東の小覇王・孫策を見つめる周瑜の物語。少し大人の色気のある作品です。孫策と戦場を駆けた日々、赤壁の戦い、巴丘での最期までを、一巻の絵巻のように絢爛に描きました。感動のラストは、綺麗ですが少し切ないです。<P>物語は三国志から独立していますので、正史三国志や三国志演義を知らなくても全く関係なく読めます。読みやすく綺麗な文章で読者を引き込み、最後まで一気に読ませます。<BR>ただ、物語の雰囲気が少しつややかなので、いわゆる女性が書いた文章が苦手な方や男性の方にはあまり向かないかもしれません。<P>とても面白くてよかったと思います。<P>少しでも興味を持った方は、是非読んでみてくださいね!