|
| 大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」
(
池上 彰
)
国際紛争の焦点となっている中東イスラム世界について、その歴史と最近の情勢までわかりやすく解説してある。現在、中東で毎日のように勃発しているテロとそれに対する報復の根の深さが理解できる。これを仲裁しようとする国際社会にも、複雑な利権関係や思惑が絡んで、とりわけ、米国とその支援国はテロ攻撃の対象となっている。しかし、その治安は混沌とし、国際高等弁務官事務所までテロ攻撃に巻き込まれている。日本も自衛隊派遣の問題で、この紛争に直接的に関わる事態が十分に想定される最中、今一度、その歴史的流れについて頭を整理するのに最適な本である。 この1冊で中東問題まるわかりです。おすすめです。 イスラム教単独ではなく、関係の深いユダヤ教やキリスト教、そして神道や仏教まで関連づけて語られており、ほんと勉強になりました。特にイスラム教は無知に起因する(負の)誤解が多く、目から鱗が落ちると共に、自分の無知さ加減に、相当反省させられました。この本を読んでから、各宗教についてより深く掘り下げた本を読むとより勉強になると思います。宗教本デビューにぴったしでした。
|