NY大好きな私。<BR>いろいろNY関連の本を読んでみて、<BR>最近単なる観光ガイド的な本はもう飽きたなぁ、と思っていたところにこの本と出合った。<P>そんな人は試しに読んでみてください。<BR>NYの食・遊・文化などがユニークな筆者の体験を通して語られているのだが、<BR>そのおもしろいことといったら、ホントに「笑う」しかない。<P>別にNYが大好きでなくても、<BR>読んでしまうと、吹き出したり、にやついたり<BR>いろいろな「笑い」を体験できるし、読後の爽快感もよい。<P>あ、でもNYの本を買ったというよりも、筆者「竹内玲子」という人物を<BR>買ったという気がしないでもないかな。<BR>とにかく今度NYへ行く時は、あそこへ行こう!この店で食べよう!<P>といろんな計画が立てられて、元気になれる1!です!
ニューヨークで喰う・買う・遊ぶ、をテーマに著者の13年に渡るおかしなおかしな体験談が満載です。300ページ以上もあるし、かなり字がつまっているので長編小説なみのボリュームがあるというのに、一気に読ませます。<P> 著者の文体は相当アップテンポで、一見するとおちゃらけた感じがしますが、実は案外語彙が豊富で、文章を書くのが好きな人だなということが分かります。<P> でもなぜか本屋の話が出てこない。ニューヨークって大型チェーン店からこだわりの専門小書店、さらには一日いても飽きない老舗の古書店など個性的なお店が多いんです。私はニューヨークを再訪するたびに書店巡りだけでついつい数日を費やしてしまいます。そのニューヨーク書店事情を取り上げなかったのは惜しいなという気がします。このレビューを読む人にも書店好きが多いでしょうから、この私の気持ちを分かってもらえるのではないでしょうか。<P> 著者は13年もニューヨークにいながら英語はあんまり得意じゃないと言います。謙遜なのかと思ったら実際そのようで、この本を通して出てくるニューヨークの謎や疑問に関してはネイティブ・スピーカーに訊いて確かめるという作業は意外としていません。だから最後は独断と偏見に基づいて当て推量して話を締めるという文章が散見されます。その独断も笑っちゃうほど面白いから、ついつい許してしまいますけどね。<P> ニューヨークの生活ガイドブックというよりは、一種のコミック・エッセイとして読むには損のない作品といえるでしょう。ただしエピローグの一文だけは一転してまじめで感傷的で、ニューヨークの魅力について「言い訳の無い、本当の自分でいていいと思える場所」だと綴っている箇所は、読んでいて心がじぃんとさせられました。
「そうそう!!思った思った!!」って同感してばっかりでした。自分だけが感じていることかな?と思っていたことが、自分だけじゃなかったんだぁ!と、NYに住んだことのある人には、うなずいてばかりの本だと思います。また、今、NYに住んでいる人(特にNYで孤独を感じたり、悩んでいる人に!)にも、絶対お勧めです!!そして、NYを実際に訪れたことのない方には、本当にこんな変な街が存在するということを知っていただけると、良いのではないでしょうか?ここに書かれていることは、本当なんです!そして、この投稿は、そんな街NYからです☆<P>ちなみに、私は、NYでのはじめての滞在の時に感じた不安なんかも、他の人もそう感じてたんだぁ!と、涙が出てきました。懐かしさなどでボロボロないてしまいました、、、あれ?!笑わなきゃいけない本ですよね?!