攻殻機動隊(2)― MANMACHINE INTERFACE STANDARD VERSION ヤングマガジンKCDX みんなこんな本を読んできた 攻殻機動隊(2)― MANMACHINE INTERFACE STANDARD VERSION ヤングマガジンKCDX
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

攻殻機動隊(2)― MANMACHINE INTERFACE STANDARD VERSION ヤングマガジンKCDX ( 士郎 正宗 )

カラーページが半分以上あって豪華!<BR>ビジュアルは前作よりかーなーりーCG!<BR>うわ~コレど~やって描いたんだろ~?って感じ。<BR>絵柄の情報量もハンパじゃない。<BR>ハダカ、露出もハンパじゃない。<BR>オトコの子にはいいかも(笑)<P>フチコマ出なくて残念だけど、<BR>それに似たおもしろキャラがどっさり笑かしてくれるのでグー!<P>前作と同じで、理解して読み進むのに時間かかるけど、<BR>攻殻ファンならそれこそ醍醐味!<BR>バトーと荒巻のおっさんもちょこっと顔出す。<BR>読み終えた後、しばらく虚脱。あ~肩凝った。

 この本は、一回読んだだけでは、電子と効率の世界や精神的な可能性、新生物?を理解することは容易ではない。1巻の後半から、戦闘や情報戦などから生命の定義などの話に変わりつつあったが、2巻では始めから神霊やユラギのような話になっていて、作者の世界が出来あがっている気がする。しかし、この本を一回で全て理解してしまう人とは、友達になりたくない。(ちなみに、1巻の9課とは関係ないとは言い切れないが、1巻の草薙素子やトグサたちは出てこない。サルとバトーは霊能局の協力?みたいに始めと終わりの数ページに出てくるが。)

前作「攻殻機動隊」での公安9課との繋がりはないが、草薙素子と「人形使い」のその後の展開が解る。副題の「MANMACHINE INTERFACE」から解るように、前作とは比較にならないほど、電脳戦の描写が鮮烈だ。作者の熱狂的ファンの間には、CG描画に対し、賛否両論あるようだが、この作品の底流には、サーバーパンクを超え、宗教、心理学など人類永遠のテーマがあり、それら概念の具現化という意味でのCG描写と見れば納得できよう。青少年の凶悪犯罪が増え、従来の教育、道徳の定義に疑問符が呈される現代社会において、個と総体との関係の「解」を探究し、視覚化しているところも着目すべき点であろう。いずれにせよ、珠玉の1冊が現出したと言え、SFと現実との乖離が漸近する今、改めて人間の想像力に驚かされる。「買い」の作品である。

攻殻機動隊(2)― MANMACHINE INTERFACE STANDARD VERSION ヤングマガジンKCDX ↑ご購入はこちらからどうぞ。
攻殻機動隊(2)― MANMACHINE INTERFACE STANDARD VERSION ヤングマガジンKCDX
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

攻殻機動隊(2)― MANMACHINE INTERFACE STANDARD VERSION ヤングマガジンKCDX