分厚い本だけど、著者の、子供に対する愛情溢れる眼差しと、ユーモアある文章に引き込まれ、すんなりと読める本です。育児に煮詰まった時、これを読めば必ず出口が見つかります。
育児のハウ・ツー本にありがちな「・・してはいけない」「・・しなくてはならない」という書き方は、この本には多く見られません。<P> 母乳で育てることと、スキンシップとコミュニケーションを大切にすれば、あとはなんとかなるのだという論調です。完璧な子育てなどないけれど、誰もが子育てを楽しんで、育児のエキスパートになれるのだという言葉は、育児に翻弄される親にとっては心の救いになります。<P> 出産前から生後24ヶ月までの育児について書かれた本ですが、妊娠中から読めば、3年間は楽しめます。何度読んでも飽きません。
今までのマニュアル式育児書にさようならを言いたい。<BR>育児書を何冊か読みましたが、どれも同じで一つ悩みを取り上げても解決策は一つ程しか無く、そういう時期(月齢)的なものです。等と書いてある・・。結局、なぜなの?どうして?に答えは無く、納得がいかない。<BR>赤ちゃんにも個性があるし、対策方もいろいろ有るはず。<P>この本では8人を実際に育ててきた、いろいろな知恵や情報が沢山あり、なおかつ読んでいると、とてもリラックスできる。<BR>なぜか本なのに相談役のような頼りになる育児書です。<BR>是非結婚される人たちに送りたいそんな一冊です。