私は実際中学受験で生徒を教える際、この本を読むように指導しています。この四字熟語を使って例文を作りなさい、というと生徒は「プー太郎が…」とストーリーを全部言うほど読み込んでいます。<P> 他の学習まんがと違ういちばんの点は、本当に面白い、ということです。他の学習まんがは実際子どもに読ませたとき、すぐに読み捨てられてしまうものばかり。しかしこれは、子どもが何回も本当にまんがとして楽しく読める本です。<P> 四字熟語の難易度や意味もおおむね正しく、四コマの内容も深い理解に充分です。中学受験をする子はこれ+入試直前にちょっと不足分を塾テキストで補う程度で充分です。また、受験など関係なく、すべての子に読んでもらいたい一冊です。ことわざ・慣用句教室ともどもお勧めです!
例えば『五里霧中』という四字熟語。正式な意味と使い方が簡単な文章の他に4コママンガで子供にもわかりやすく出ているのですが、ページの隅には、一口ギャグみたいに動物園のゴリラの檻の前でゴリラをじっと見ているブー太郎。「ゴリラに夢中」ではないよ。。。なんて、勉強や読書が好きではない子供も大人も(実は娘と私のこと)繰り返し読んでしまう楽しさがあります。他の熟語もだいたいこんなパターンですが、一口ギャグの部分は、時にスパイスの効いた補足説明の場合もあり、親子で一緒におもしろおかしく賢くなれてこの値段は安い!
イマイチ漢字に弱い小4の長男のために買ったのですが、<BR>ふりがながしっかりふってあるので、小1の次男も<BR>夢中になって読んでいます。