ある日けんかの強い主人公の右手が、主人公に恋するミドリに変わってしまったというお話。<BR>簡単に言えばそんなストーリーです。<BR>こんな話、今までなかったので、本当にびっくりしました。<P>普通だったら絶対ありえない話だけど、それでも楽しいと思うのはテンポが良いからかな。斬新すぎるしオリジナリティにあふれているので、私は今後の展開に期待しています。<BR>買うのがちょっと怖いと思う方は、小学館のサンデーのホームページを見てみてください。そこで第1話だけ読む事ができますよ^^
……というレビューのタイトル通りの内容です。<BR> ある朝、自分の右手が、自分に片思いをしている女の子に<BR>変わってしまった主人公。それをきっかけに、硬派な不良だった<BR>彼の日々は一変していく……というのが簡単なあらすじ。<P> そう聞いただけでは、なんとなく不条理なお話のようにも<BR>思えますが、それだけではない面白さがあるからこそ、★5つ<P>を付けたいのです。<BR> 何が面白いって、話のテンポと、キャラクターの生き生きとした<BR>表情! 突拍子な設定でありながら、話はラブコメの王道とも言える<BR>内容にもかかわらず、このマンガがとても楽しく読めるのは、<BR>全てのキャラクター達が、この作品世界内で「生きている」んだなぁ、<BR>と感じさせてくれるほど、とてもいい表情を見せてくれるからだと<P>思います。何より、笑顔がいい! その笑顔に込められた色々な感情が、<BR>ストレートに読者の胸に響くのです。
主人公、沢村正治(セイジ)は周囲から「狂犬」と恐れられる、ケンカ無敵の高校生。<BR>その異名ゆえ、告ってもフラレてばかり――実は彼女が欲しいのに、彼女イナイ暦17年なのだ。<BR>ある日突然、その彼の右手が自分に想いを寄せる女の子――美鳥(ミドリ)になった!?<P>ミドリのことを隠して右手を怪我したことにしたら、セイジを狙っていた連中がこれを機にと襲いかかる(でもセイジは右手を使えない)。<BR>セイジの隠された優しさを知ったクラス委員の娘が、鈍感なセイジにあの手この手で迫る(でもミドリは出られない)。<BR>さあ、セイジとミドリの運命やいかに?<P>ってのを、スラップスティックにまとめた秀作です。