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| 20世紀少年―本格科学冒険漫画 (11)
(
浦沢 直樹
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「成分表示」<BR>これは、11巻収録のとある一話の題名。この一話が私はとてつもなく好きだ。正直、今現在読んだ「20世紀少年」の中で一番好きな話だ。<BR>「成分」、それは「あるものを構成している要素・物質」。ふつうはそれは食べ物などに使われるものだ。しかし、それを人間に使ってみては・・?<BR>自分は一体何で構成されているのか。<P>もちろんそれは、内蔵・筋肉・脂肪、そういう直接的なものではなくて。<BR>「自分」という存在を構成しているもの。<P>回想シーンに出てくるケンジに、胸を射抜かれた。 分かった気がします。ひょっとするとともだちの正体はフクフクベエはフクベエはフクベエではないのでは!?<BR>僕はそう予想をたててみました。 1970年の謎?ますます謎が深まります。ただ、コミックだと3ヶ月待たなくてはならないので、結構つらい。一気に読みたくなります。そろそろ友達の正体が読めてきそうになりますが、やはりここからどんでん返しがあるのでしょう。楽しみです。
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