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ポーの一族 (3) ( 萩尾 望都 )

最終章を含め3編を収録した第3巻。「小鳥の巣」1959年西ドイツのギムナジウム(高等中学)に転入したエドガーとアラン。彼らの目的は?寄宿制の学校が舞台…という事で、同著者の『トーマの心臓』も思い起こす物語。エドガーの繊細や心理描写やカッコイイ場面も多く、見所が多い話です!「ランプトンは語る」エドガーに関わる人々が集まり、時を越えて生きるバンパネラの姿が浮かび上がる…「エディス」エドガー(エヴァンズ家)の子孫であり、エドガーに似た少女エディス登場。この後、エドガーは何処に行ったんだろう?そんな気持ちになる最終章です。

少女漫画の古典としてあまりに有名な第二巻。<P>タイトルだけは至るところで耳にするものの、私が始めて読む機会を得たのは文庫化してからだった。・・・30年近く前に、しかも20代半ばで、ここまで書けるものなのかと圧倒された。<P>やっぱり名作は、名作といわれるだけの理由はある…というのが実感。<BR>時代を経ても古びない!<P>とにかくその世界に引き込まれる!<P>いささか時代を感じさせるものの、美しく繊細な絵柄、堅実なストーリー、文学的香気に満ちた世界・・・やはり一度は読んどくべきです。<P>ちなみに、全部ストーリーの時代はつながっているので、ハマったら最後、確実に年表を作りたくなること請け合いです!

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ポーの一族 (3)
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