三巻を読んだときは、エブラが大好きになった私。<BR>でも、四巻を読んだらクレプスリーとダレンの掛け合いが大好きになっちゃった!ホントに大好きな言い合いの加減とか、クレプスリーのお師匠さんも出てきて後書き通り「親子三代」を目の当たりにしてる感じ♪<P>四巻自体の盛り上がりには欠けるかもしれないけど、これから五巻・六巻と話が続くならこの巻で伏線探しが出来て、とっても面白い!ただ私はそう言うのがすごく苦手なので、成り行きに任せるしかないなぁ、と^^;<BR>とうとうバンパイアの本拠地には行ったダレンの成長がますます楽しみ!
この第4巻は続きもので4~6でひとつの話になっていてその最初の1冊になります。ダレンはバンパイアになってしまったせいで体が成長スピードが人間の5分の1になってしまいました。身を寄せていたサーカスの大親友であった蛇少年エブラとも、仲が悪くなったわけではないのに埋めようのない距離ができてしまいます。クレスプリーはそんなダレンを連れてバンパイア総会が開かれるバンパイアマウンテンへと旅に出ます。徒歩で行かなければならないマウンテンへの旅は過酷ですが、途中で出会ったオオカミが旅に同行したり、バンパイアマウンテンでは新しい人物(バンパイア?)も登場し、にぎやかさを増します。前作から月日がたってる割に中身が成長していない主人公にはちょっとイラっとするところもありますが、人間の5分の1の速さでしか成長しないってことで仕方ないのかな?本作の最後でダレンは大変な試練を背負いこむことになりますが、続きは5巻でのお楽しみ!となります。主人公が人間ではなく、それゆえに成長が遅くいつまでも中身が子供のままなため、私としては感情移入がしにくいので☆は4つですが、続きがどんどん読みたくなります。
バンパイアは人間の十分の一、半バンパイアは五分の一の早さで歳をとる。これは一巻から出てきているので、みなさんはご存知のことと思います。<P> この話は三巻の六年後の話です。ダレンは半バンパイアなので、一歳ちょっとしか成長していないのですが、エブラは違います。ダレンとエブラの間に歳の差ができて、親友だったのがだんだん距離を置くようになってきます。これがバンパイアの悲しい定めなのです。<P> さて、クレプスリーはこのままダレンをクリークのサーカスに置いておくわけにもいかないということで、バンパイア・マウンテンへ連れていくことにします。そこまでの道はとても険しいものです。私もダレンと一緒になってハラハラドキドキしながら読んでいました。<P> それと読む前に知って㡊??いてもらいたいのが、四巻は中途半端なところで終わります。できれば、四巻から六巻をそろえて読めればいいですね。