本当にわかりやすい。<BR>不況不況と言われているけれど、今まではわからなかった日本経済というものの概要がわかった。それだけでも価値のある本であったと思う。<P>経済学に全く興味がなくても読める。難しいことは書いていない。大切なことはゆっくりと読んでいくこと。経済のことなんてほとんど知らなかったけれど、この本を読んで新聞やニュースがわかりやすくなった。<BR>経済学を学んでいる人なら物足りないかもしれないけど、現在の経済を系統立てて知るには最適だと思います。
私は理系であり,経済学については一切知らない人でした.<BR>ですが,最近色々と経済学について学ぼうと思い<BR>簡単なこの手の本を何冊か購入し読破しました.<P>数学の時にもお世話になった細野さんがどのように書いているか<BR>この点に興味があったのですが,素晴らしい.<P>何も知らないような私にとってはとても読みやすいものでした.<P>難しいと思うことなく一気に読破できたのはやはり細野マジックなのかと.
この本を読めば、日本経済に関するニュースを見るときに、今まで以上に深く理解ができるようになります。<P>例えば、「円高・ドル安」などがどのように日本経済に影響を及ぼすのか。日本銀行はどのような仕事をやっているのか。バブル崩壊のメカニズム、そしてその影響などが非常にわかりやすく説明されています。しかも結構深く説明されているのにもかかわらず、難なく読めてしまうこの構成。ここに細野氏の力を感じます。<P>それに全く前知識を必要とされません。あまり経済の知識が無かったとしても、この本を読み終わるころにはかなりの知識が蓄えられていることに気づくはずです。もし前知識があったとしても、また新たな発見などがあるはずです。それだけこの本は完成度が高いと思います。<P>「経済学は結構硬い学問かもしれません。ですがこの本はその経済のことを、非常にやわらかく調理してくれています。もしこのレビューを見て興味を持っていただきましたら、ぜひ読んでみてください。