「日本経済編」刊行から3年。ようやく細野さんの「世界経済編」が発刊された。同じ様なタイトルの本が増えてきた中、やはり私は細野さんの紙面構成、説明法を気に入っている。実は、別著者のほぼ同じタイトルの書籍も以前に読んでいたが、同じ事項の解説でも、本書の方が分かり易く感じた。現在小学校5年生の息子も、両書を読み比べ、同じ感想をもった様だ。アジア通貨危機や、ロシア危機の原因説明を通じ、ヘッジファンドやディリバティブについて分かりやすく解説している。語句を曖昧に理解していたことを改めて感じさせられた。
大学受験参考書で定評のある著書が繰り出した<BR>経済解説シリーズの世界経済編。<P>「なにがわからないのかを理解した」著者の独特の記述により<BR>世界経済がするする頭にはいってきます。<P>日本経済編より3年待たされただけの内容です。<BR>あわせて日本経済編も改訂されていますので、セットでの購入をすすめます。
戦後、世界で起こった経済の動きが、簡単に、かつわかりやすくまとめられています。<BR>よく耳にする「グローバル経済」とか、ちょっと前に耳にした「ヘッジファンド」「通貨危機」などについての解説が豊富です。<BR>ただの用語説明や解説ではなく、世界経済を戦後から「流れ」で追っていて、<P>何故それが起こったのか、起こった結果どういう事になったのか、その時政府はどう動いたのか…という繋がりのある内容で非常に理解がしやすいです。<BR>難しい言葉の解説は相変わらず一切なし!<BR>「なるほど!」と声に出して理解できる数少ない経済本だと思います。<P>今までどんな事が起こっていて、危険な日本経済はどういう波にのまれているのか。<P>それを少しでも知りたい方には絶対オススメ。