参考書でベストセラーを出した人が何人いるでしょうか。<BR>しかも何冊も出している本の内容が今までの常識を覆す内容なのにもかかわらず誰もが受け入れざるを得ないくらい正しいことをいっているのです。<BR>すごい。。。<BR>秋ぐらいからこの先生の授業を受けはじめたのですが、てきと~に<BR>国語の成績がよかった私はもう、、、感動したなんてもんじゃなく、<P>目からうろこも落ちまくりでした。<BR>そんな出口先生が沈黙の数年間を経て出す日本語トレーニング、<BR>すごい本でないわけがない!<BR>現国だけでない全ての教科につながる論理力が養えます!!<BR>今後のあなたの頭が変わるきっかけに!!
分数の足し算引き算のできない大学生、「ゆとり」教育で内容が大幅減になった教科書など、ここのところ教育への危機感が盛り上がっている。書店の店頭にも教育書が山積みで、わけのわからないドリルやプリント類が百花繚乱の状態だ。けれど、日本中がこんなに教育熱心なのに、どうしてうちもお宅も成績が伸びないのでしょう? この本の前書きによれば、本を読んで子供の成績が伸ばせれば、そんな楽なことはないそうだ。それはそうだ、そのとおり! では、この本は何なのだ?<P> 母語があやふやだと、人間は考える力があやふやになるそうだ。著者は母語をパソコンのOSにたとえているが、確かにパソコンのソフトはOSの上で作業していて、人間は言葉のうえで考えている構造だから、そうなるのだろう!頭脳の機械的処理能力よりも、基本ソフトウエアとしての母語がしっかりしている状態を、頭がいいというのだ。くだんの分数大学生だって、栄養状態が悪いとか忘れっぽいとかじゃないはずだ。小学生の時にはできていたに違いない。ただ、分数の計算法を意味も分からずに暗唱してたのじゃないかな。暗唱は思い出さなければ忘れる運命にあるのだから。<P> 勉強できない原因がここまで合理的に解明されているのだから、解決への道も明快だ。でもこの本ではチョイ見せなのね。続きに期待して☆四つ。