実家にいる小学6年生の弟が、学校の担任の先生に「注意欠陥多動性障害かもしれない」と言われていると母から聞きました。それから心配になってこの本を買って読んだのですが、ADHDについて何も知らない私にとっては、様々なケースが挙げられているので、非常に役立つものでした。私の弟の場合はまだ軽度なようですが、本に出てくる11人の親御さんの、本当に苦しい思いをしながらどうしたらこの状況を打開できるのか、必死に考えている姿に感動しました。母も自分の息子の現状にショックを隠しきれないようでしたが、母だけではなく、それに立ち向かって頑張っている人もいるんだという励みになる本の内容だと思います。
クラスにこのような生徒がいるのですが「あっ。これあてはまるなぁ。」と感じることが多く、とても参考になっています。対応に困惑してみえる先生方にはきっとピッタリなはず!<P>3部構成になっていて実際の様々なケースの紹介、対応法、また質問形式で『これが聞きたかった!!』ということがわかりやすく紹介されています。今日の学校教育でもクローズアップされてきているADHD。一読の価値があると思います。
保育士をしているのですが、書店でこの本を見つけた時は、<BR>思わず「あっ、これだ!」と叫んでしまいました。<BR>この本は第1部が実際に子供とともに悩み、苦しんだお母さんのエピソード満載、第二部は学校での対応方法、第3部に医学的な視点からみたADHDについて簡単、わかりやすく説明してくれています。<P>とくに、私にも学校で問題児といわれた息子がいるので、第1章ではお母さん方に共感して涙ボロボロ、第二章は教育者の視点で、自分に何ができるのか、ヒントをたくさんもらいました。<BR>絶対に参考になります! 保育園でまわしよみしました!