仕事も遊びも主婦業もさらりとこなす、憧れの友人から薦められて迷わず買った一冊です。100文字のレシピは一回読むと大体分かってしまうので、会社の帰りの電車の中でさっと読んで、スーパーで食材を買って帰れば、あっという間においしい夕食が出来上がるのです。内容も和・洋・中はもちろん、エスニックまで。それらはみな、「白いご飯に合うオカズ」なのです。また、随所に散りばめられたエッセイも秀逸で、こんなに簡単にこんなにおいしいものが出来る!というポジティブな発想を説く「簡単料理にこだわるわけ」とか、料理は愛情!(私もこの言葉は気持ち悪い)っていった巷の幻想を斬る「料理は技術」とか、子気味良く読めます。あと、変な話ですが、私が「この人とは、気が合う!」って思う女性はたいてい有元葉子や川津幸子のファンで、「この人、ちょっと苦手かも・・・」って思う女性はかなりの確率で栗原はるみのファンだったりします。料理本って実用書なんだけど、怖いぐらいにその人の価値観・生活観が如実に出るものだな、と思う今日この頃です。
100文字と限られた中で紹介されたレシピは本当に簡単に出来ます。他の本の中でもレシピが載っていた事がありますが、単純なのにおいしく出来ます。休みの日にパパッと作りたい、手間を省いているようで押さえる所は押さえましょうという所も感心します。難しそうに思えるミートローフだって出来ちゃいます!このレシピは旦那もおいしいと好評です。
私は文庫のレシピ本が大好きで、通勤電車の中でよく読んでます。<BR>今日の夜ご飯何作ろうかなあ、と思いながら。<P>数年前に単行本として出版されたときから、気になってた<BR>「100文字レシピ」が文庫になったので、早速購入。<BR>材料名・分量まで含めて100文字以内のレシピでも、ちゃんとした<BR>料理ができる(と思う、作るのはこれから)、というのは画期的。<P>どれもおいしそうだし、添えられてる写真がまたきれいで、<BR>想像力をかき立てるのです。