何気なく買ってきて、何気なく読み始めたはずが<BR>ぐいぐいと引き込まれて、最後は本を読みながらボロボロ泣きました。
「魔女の修業」として、精神的に成長するために必要なヒントがちりばめられていた。強くもやさしいおばあちゃんが傷つきやすい少女を包み込み、少女は元気を取り戻していくのだが、読んでいくうちに自然と、もうとっくに大人の年齢になっていた私の心も癒された。
本を好きになる理由のひとつとして、<BR>主人公と自分の共通点の多さが挙げられる。<P>と、言ってもわたしは本を読むという行為はあまり得意なほうではない。<BR>3行読めばすぐに飽きてしまう。<BR>ところが、この本は違った。<BR>読み始めて、すぐに「読み終わったら何かが起きそう」と直感した。<BR>1日で読み終えてしまった。<P>心がスーっとした。何度も読み返したくなった。<P>主人公のまいと、私の共通点が多すぎた。<BR>日々、感じてること。今おかれている状況。人の発言に対して心の中でつぶやくセリフ・・・。<BR>わたしも不登校だった。いじめとかはない。ただ、なんとなく行かなくなったんだ。<BR>だから、まいに対して親近感が沸いた。<P>西の魔女のおばあちゃんのまいを見守る姿も大好きだ。