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| 古代への情熱―シュリーマン自伝
(
シュリーマン
関 楠生
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シュリーマンの情熱は、子供の頃にプレゼントでもらった本がきっかけです。<BR>その本の絵を見て、その遺跡が実際にまだあるはずだと彼は信じました。<BR>そして、その場で父親とかわいらしい議論をして、<BR>結局自説をまげず、シュリーマンがいつかはトロイアを<BR>発掘することになるということで合意したという。<BR>なんとも微笑ましい話ですが、<P>その少年の頃の夢を実際に形にしていくストーリーです。<BR>夢を形にしていく情熱に圧倒されました。<BR>10ヶ国語以上を使いこなせるようになる方法も圧巻です。<P>とにかく情熱なんですね。納得。 前半生においてはシュリ-マンがいかに苦学し、成功したかということが語られ、後半では遺跡の発掘等の話になっている。彼の有名な語学習得の秘訣「徹底的な音読」の箇所だけでも読む価値はある。
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