生前の遺言を佐藤愛子は自らの神霊体験と経験で綴っている。非常に面白くまた、共鳴できる。 何事にも屈せず、うまく怨霊体験とも戦っていた彼女の半ば孤軍奮闘振りは、まず彼女への畏敬を感じ賛辞せずにはおれない。 北海道の山荘から始まって東京の自宅の霊現象など、十数年間の戦いは、実に多くの神霊家や神道家の力を借りながら、絶え間なく続いていた災難にも屈することのなかった彼女。 前世での彼女のアイヌ女酋長という事実も受け入れ納得している。 物質主義になりがちな現代人には開眼させられる一冊になると信じている。
レビューを読んで、購入しました。<BR>はじめは「あの佐藤さんが!?」というほど驚きましたが、真摯さ・真面目さにただただ「すごい」と思いました。その手の話は笑い流されることも多いですが、絶対笑えない。そのぐらい真剣で凄いです。<P>私自身(佐藤さんほどではありませんが)色々ある実家に育ち、又、今でもそういった場面に遭遇することが多い為、「あぁあるだろうな」「そうだよな」と思いながら読みました。信じる/信じない問わず、とにかくぜひご一読をお勧めします。
心霊現象大好きな私ですが、真実を知りたくていろんなものを模索してました。そんなときに出会った作品です。北海道に住む自分にとって本当に怖いほどに土地の歴史を感じました。また、他の皆さんも言っていますが、著者の真剣に取り組む様子が、本当に現実的で今までとは違う戦慄を覚えました。今現実に生きてる自分が先祖の代表ということをつくづく感じた一冊です。ぜひ、現実に起きた現象ということを踏まえていろんな人に知ってもらいたい一冊です。