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審判は見た! ( 織田 淳太郎 )

審判といえば、常に批判の矢面に立たされ、また、選手たちの暴挙を受けることも数多くある。私たちファンも審判に厳しく、選手に甘くないか。この本はとてもよく取材されていて、試合を進行させる黒子としての審判を見直すきっかけにもなるものである。<P>また、日米の審判の比較も書かれている。私自身は日本型のやり方がやはりいいのではないかと思ったが、好き嫌いはおいても、この本で違いを認識できる。<BR>選手の無知や審判の権利の低さ、審判自身の問題点から、様々な珍プレーまで多岐にわたって書かれており、審判というひとつの媒体を通しながら、様々な視点で野球を見ることができる。

隠れた?名著「巨人軍に葬られた男たち」の織田氏最新作。「カツラが飛んだ!」のオビからドタバタな内容を連想するかもしれませんが、「巨人軍に・・」同様、判定にまつわるトラブル今昔物語から審判の評定まで、実によく取材されたスポーツジャーナリスティック的佳作です。野茂が登板する試合のジャッジはどの審判も嫌がった。。なんて意外なエピソードもあり。

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